薬学部でのCBT対策(試験直前編)

投稿
更新

はいっ!みなさん、こんにちは!

 

CBT直前の大学が多く、ここ数日、お問合せのご相談が増えてきております。

もう終了された大学もありますよね!!

 

すでにCBTに合格された方は、

今後の後輩へのアドバイスに役立つかも…

 

くらいの感覚でお読みくださいね。

 

以前、薬学部4年生の過ごし方をブログに記載いたしました。

薬学部4年生の過ごし方【CBT対策編】

 

さらに、もう少し踏み込んで

「直前期のCBT対策」

 

について記載していきます!

 

 

こちらも同様に以前の記事でも紹介いたしましたが、

 

CBTの合格率は「約97~99%」

 

という非常に合格率の高い試験です!!

 

ただし、大学によっては、CBT受験前に

 

「薬学総合演習」

 

などという科目名などで

 

「CBTに似ているけどCBTより難易度が高い定期試験」

 

 

が事前に行われていることもあり、

 

純粋にCBTの合格率が97~99%とは言えない

 

と思っておいた方がよいです。なかなか、複雑ですね。

 

 

さて、今回は、

「CBT前の試験には合格した!」

「CBT前の試験には不合格だったが、再試験で受かる予定!」

「そんな試験はなかった!」

「CBT自体が再試験になってしまった!」

 

 

という方など、様々な状況だと思いますが、

 

特に

「CBTが不安!」

 

という方へのCBTの対策にお伝えいたしていきます!

 

 

 


 

1)CBT直前の勉強方法について

 

まず、

CBTまで(もしくは再試験まで)

 

後少しだけど、

 

合格に届かない…、もしくはギリギリかもしれない…。

 

 

という感じている方は、

 

「勉強するとすぐに得点につながる範囲・内容

 

 

から勉強や復習に取り掛かることが、第一優先です。

 

 

というのも、試験対策の性質上、

 

 

「できない事」を「ちょっとだけ分かった」

 

と、するより

「ちょっとだけ分かっていた」を「点数につなげる」

 

 

の方が短時間で得点が稼げます。(^^)/

 

逆にいうと、4年生の早い段階で苦手科目、得点に結びつきにくい科目

(物理、化学、生物であることが多いかもしれません)

 

については、早めに対策を立てると良い言えそうです。

この辺りは、今の3回生などの参考になると嬉しいです(^^)/

 

 

さて、CBTの直前期の場合

 

 

「ゾーン2」や「ゾーン3」を中心に詰め込む

 

 

と点数が伸びやすいです。

 

 

それでも「ゾーン1」が気になるという方は、

 

物理系 → 分析化学、放射化学の範囲

有機系 → 立体化学、酸塩基

生物系 → 糖やアミノ酸の構造、生理学(または機能形態学)

 

上記の範囲は、復習がしやすく、点数につながりやすい範囲ですので、

優先的に学習することがおススメです(^^)/

 

 

一方で、

 

「ゾーン1」はある程度できるけど「ゾーン2」、「ゾーン3」の方が苦手!

 

という生徒も、いらっしゃいますよね…。

 

 

この時は、

 

「ゾーン2やゾーン3で嫌いではない範囲から取り掛かってみる」

 

が良策となることが多いです。

 

ただ、注意事項があります!!!

これは、本当に大切なこと。

ゾーン2やゾーン3の方が苦手……

という方の中で、

 

「特に薬理学が苦手」

 

 

という時は、直前期でも

 

「苦手ではないゾーン2や3の内容を勉強しながら、少しずつ薬理学を勉強する方が良い」

 

と思ってます。

 

薬理学はその科目だけではなく、生物学、薬理学、薬物治療学などの医療系の

基礎となる範囲ですので、薬理学については

 

「苦手だからパス!」は避けたほうが良いです。

 

むしろ、正直にお伝えしますと、

 

シグマプラスでもシグマプラスではなくても、

 

「個別指導を利用するなど、対策を早めに立てる」

 

などと対策を立てることをおススメしています。

薬理が苦手で何度も浪人している生徒も多いです。。。

 

個別指導塾の選び方については、またブログにて紹介していきますね。

 

まとめると、

 

「苦手範囲にこだわらず、伸ばせると思う範囲をしっかりやろう!」

*ただし、薬理学が苦手な場合は少しずつでも薬理学をやりましょう!

 

 

ということですね!(^^)/

 

最後に…、

 

「薬理が嫌いなんだけど…」

 

という方の場合は、

 

「少しずつできる範囲を増やしていく」

*薬理学が苦手な場合は少しずつでも薬理学をやりましょう!

 

 

という方法がおススメの方法の一つです。

 

薬理学の中でちょっとだけでも

得意な範囲や内容はありませんか?

 

処方解析の練習としたとか、実習で担当したとか…

理由は何でも良いと思いますので、

苦手意識が少ない範囲をまずは得意な範囲に変えてしまうという方法は良い方法だと考えられています。

 

その後、

 

「得意と苦手の違いは何だろう?」

 

と、一度、考察してみましょう!

すると、

 

・図がないから苦手なんだ!

・ゴロがないから苦手なんだ!

・分類分けができていないから苦手なんだ!

・結局、時間をかけて勉強できていない

 

 

など検討して、理由が分かってくると、

苦手範囲が克服しやすくなります。

 

いかがでしたでしょうか?

 

「苦手範囲にこだわらず、伸ばせると思う範囲をしっかりやろう!」

*ただし、薬理学が苦手な場合は少しずつ薬理学をやりましょう!

 

試験直前はこれが大切です!

ただし、CBT終了後など、

 

「時間がある時には、弱点科目を克服する!」

 

ということも忘れないでくださいね!

 

国家試験までに苦手を克服しておくと、

卒業試験や国家試験合格がぐっと近づきます!

 

いかがでしたでしょうか?

ブログで取り扱って欲しい内容などあれば、メールにてリクエストしてくださいね!(^^)/

 

また、本気CBTが危ない時、CBT再試験が危ない時は個別指導をおススメしております。

「1日の授業で点分の点数を伸ばしたい!」などの依頼も受けつけております!。

 

何か御困りのことがあれば、お気軽にご相談ください!

それではっ!*’▽’)

 


【執筆講師:はんぞう】

・元予備校講師。国試での得点率は約95%。

・全国30大学以上で授業をした経験がある。

・現在は個別指導塾の講師として活動中。

・薬学生や国試受験生に寄り添い合格へと導くために日々奮闘中。

・サポートした生徒の進級率は95%くらい。

・国家試験の合格率は80~100%くらい(年度により変化あり)。